SNSの効果、再生と来店は別。集客の数字を正しく見る
イメージ写真:Jay Wennington / Unsplash

動画が見られた回数と、実際に来店した人数は同じではありません。店舗で確認できる数字をつなぎ、改善に使うための考え方を整理します。

知る・調べる・予約するを分ける

投稿の表示や閲覧は認知、プロフィールへの移動や情報の確認は検討、予約完了や来店はその後の行動です。各段階を一つの『成果』にまとめず、別々に記録します。同じ人が複数回見る場合もあるため、閲覧回数と人数も区別してください。

店舗で取れる記録を決める

SNSの管理画面、予約システム、来店時のアンケートなど、実際に利用できる記録を確認します。計測用リンクを使う場合も、予約先で情報を引き継げるかをテストする必要があります。『Instagramを見た』という申告は参考になりますが、すべての来店経路を把握できるわけではありません。

比較条件をそろえる

投稿前後で売上が変わっても、営業日数、曜日、天候、催事、価格変更などの影響があります。比較するときは期間と営業条件を記録し、SNSだけの効果と断定しないこと。投稿内容、配信日、広告利用の有無も残すと、後から変化の理由を検討しやすくなります。

推定値は実績に混ぜない

確認できなかった保存数やリーチ数を、一般的な反応率から逆算して実績に見せないようにします。取得できなかった項目は『未取得』として残し、次回からどう取るかを決めます。実測、来店者の申告、推定は別の種類の情報です。社内レポートでも区別して扱いましょう。

月次の振り返りは次の一手まで

記録する項目は、期間、投稿本数、確認できる閲覧指標、予約先への遷移、経路を確認できた予約・来店、営業条件、次の改善案です。閲覧は増えたが予約先に進まないならプロフィール、予約先に進むが予約されないなら空席や予約操作を確認します。数字の増減だけで終わらせず、改善する場所を選びます。

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